声質を変えることは可能!まずは声がどこから生まれるか知りましょう

私たちはいつも自然に声を出していますが

それはどこからでているのでしょうか。

私たちの声というのは

のどの中にある「声帯」が作っています。

のどの中には「食道」という飲食物が通るところと

「気管」という呼吸をするための空気が通るところがあります。

声帯はこの気管の入り口にあります。

そして胸にある肺から空気を送り

その息が声帯を通ることで声帯が振動して声が出ているんです。

声帯は男性で100~500Hz

女性で200~800Hzと言われています。

このHzは音の高さを示す値に使われていて

1秒間に何回振動するかを示しています。

つまり女性は1秒間に800回も

声帯を振動させる時があるということです。

 

というのが、一般的な解釈であって、

私は声というものは全身で作るものだと思っています。

私のレッスンに来た人ならわかると思いますが、

同じように歌っていても、

普通に歌った声と、お腹を意識した場合とでは、

声の聞こえ方が全く違って聞こえます。

キーが低くてもモゴモゴとした声にならず、スーっと聞こえ、

キーが高くなっても耳にキンキンせず、心地よく聞こえます。

イメージでいうと、丸みを帯びた声になります。

喉元で歌ってしまうと、どうしても喉を閉めた声になってしまうため、

お腹を意識した時と、声帯の震え方も肺から出た息の当たり方も変わってきます。

 

歌を歌うということは、自分自身を声の出る楽器とします。

また、他の楽器と違い、自分自身で鍛錬を行うことで、

より良い音色へと進化させて行くことが出来ます。

 

 

金切り声のような人や、モゴモゴして何を喋っているか分からない人も

喉元だけではなく、全身を使い、お腹を意識して

声帯を震わせることで、

より魅力的な男性らしい声や女性らしい声をしっかりと出すことが

出来るようになりますよ!!

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